自分を探す(経営理念と向き合う)


24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


自分の会社の経営理念を考える上で大切なことは、自分と向き合うことです。自分の行動理念が会社の経営理念に大きな影響を与えます。


自分と向き合うことは「自分を探す」ことです。自分が何者なのか、自分はどんな考え方をしているのか、自分はなぜその行動をとろうとするのか。


何はともあれ、自分を探し、そして自分を好きになることが大切です。自分が好きにならないと「理念」という言葉が酸っぱい言葉に思えてしまいます。


自分を理解するのは難しいことです。結構わかっているつもりなのですが、まだ知らない自分がいます。いつになれば、自分がわかるのか・・・、一生かかっても自分を理解できるかわかりません。


自分探しは一人で黙々とやっても前進しません。自分探しには他人の協力が必要なのです。色々な人と話し、色々な考え方に触れ、色々な言動を体感し、それに対する自分の反応を感じ取ることで、自分を見定めていきます。


私はここ数年の営業活動を経て、自分が「不公平嫌い」であることに気づきました。


バランスが悪い部分は見過ごすことができず、できるかぎりバランスを元に戻したい性分なのです。幼い頃の教育でねじ込まれた性分かもしれませんが、人一倍強く不公平が嫌いだということに気づいたのです。


他にもあります。無類の「与え好き」であることもわかりました。お節介と呼ぶ方もいます。どうして「そこまでやってくれるの?!」と言う方もいます。与えますが、特にお返しは要らないのです。


これを日本語で言えば「情けは人のためならず」(まわりまわって自分のものとなる)です。


これを英語で言えば、ギバーズゲイン「与えるものは与えられる」です。


自称「与え好き」の方は大勢いらっしゃいます。しかし、私は人一倍強く与え好きであることに気づいてしまったのです。


自分探しで大切なのは、その性分が「人のためになるには」を考えることです。


「不公平嫌い」は、人のためになるでしょうか。なるのです。例えば、ビジネスにおいて。バランスを正すサービスにチャンスが隠れています。地域格差の解消、知識格差の解消、体のバランスを元に戻す等。


考えてみると、身の回りのビジネスが「バランスを元に戻す」ことを目指して成り立っていることに気づきます。震災からの復興もその1つでしょう。バランスを元通りにすることにより格差をなくし、つらい思いをしている方々を笑顔にするのです。


「与え好き」は人のためになるでしょうか。これは簡単ですね。相手が笑顔になります。お世辞でも良いのです。相手が喜んでくだされば、それは相手のためになります。


いかがでしょうか。あなたの中にも、自分の知らない自分が眠っていると思います。色々な人と交流して自分探しを是非してみてください。自分探しを続けていけば、進むべき道が自然と見えてきます。


そして、その性分が「人のためになるか」を考えて見てください。「超個人」という言葉があります。個人の枠を超えたところに、新しい世界が拓けます。