平林都の接遇道(平林都著)

24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。
私はサービス業ではありませんが、「接遇」は必要なのです。

平林都の接遇道

平林都さんの「平林都の接遇道」。著者の平林都さんはエチカの鏡でスパルタ教官として有名になった接遇のエキスパートです。


正直なところ「スパルタ」な部分はあまり好きではありませんが、何事にもコントラストが大切です。平林さんのスタイルは伝え方の1つとして大変勉強になりました。


この本は2009年12月に初版が出ています。私がこの本と出会ったのは、ビジネスメールマナーセミナーの講師を始めた頃でした。


メールマナーは、基本を身につけた後は、どれだけ「相手をもてなす文章を書けるか」という点が大切になります。


「もてなす」はサービス業で言うところの「接遇」ではないか?頭の中で2つの言葉がつながった瞬間、これは買うしかない!と思いました。

どこかで聞いたような言葉ばかり使っていてはいけません。過去形の「ありがとうございました」はタブー用語だと、しっかり手帳に書き留めておいてください。言っていい御礼の言葉は、現在形の「ありがとうございます」のみです。

一番刺さったクダリです。過去形の言葉を使うと、気持ちや願いなど色々なものが、言葉を発した時点で終わりになってしまうんですよね。


よく聞く言葉、よく使われて「しまう」言葉。マニュアル通りが良いとは限らないのです。


感謝の気持ちはずっと続くもの。そう思って、現在形で「ありがとうございます」と相手に伝えることができたら、いかがでしょうか。心が豊かになり、感謝の気持ちが高まり、自分が成長します。


私はこの本を読んで色々な気づきを得ました。「失礼」とは何か知っていますか?サービス業ではない方にも是非読んで頂きたい一冊です。

平林都の接遇道