起業はギャンブル?!(経営理念と向き合う)


24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


個人的な理由「子育てとビジネスの両立」で起業をしたために、経営理念と呼べるものはありませんでした。実際にはあったのですが、当時の私は「自分の考え」に気づいていなかったのです。


起業は気軽にできるものですが、収入を誰も保証してくれません。サラリーマンは「お金を受け取る」立場ですが、起業家は立場が違います。「お金を生み出す」役割を果たさなければなりません。


お金を生み出すためには、様々なことに取り組まなければなりません。企画、営業、商談、成約、制作、開発、テスト、デプロイ、納品、請求、回収、経理・・・。ビジネスのプロセスをabcからxyzまで、全てやらなければならないのです。


ビジネスに失敗すれば、お金がなくなって、生活できなくなってしまいます。これは、ギャンブルです。自分の時間を賭けて、勝ち残れればお金を得られるのです。ですので、簡単に起業してはいけないのです(笑)


私の周りには独立している方がたくさんいらっしゃいます。しかし、ステキなビジネスモデルを持っている方はほとんどいません。自分の能力を信じて、危険なビジネスモデルをなんとか維持している方が多いのです。


私が今から独立するならば、サラリーマン時代にビジネスモデルを描いてから、少しずつ取り組みを始め、ある程度形になった段階で独立します。


自分のおかれている環境(シングルファザー)がのっぴきならないものであったとは言え、とても危険な判断をしたものだと、今になって思います。運に恵まれていたのでしょうか。今日まで事業を継続しています。


私は、安易な気持ちで独立起業に踏み切りました。理由は個人的なものです。そして会社まで起こしました。それも個人的な理由によるものでした。それを継続することができた。それは何故でしょうか。そこには「理念」があったからなのです。


「個人的な理由」そこに「理念」が眠っています。小規模の会社は、経営者個人の理念が会社の経営理念に反映されることがしばしばあります。それは、経営者が会社を作った理由が個人の言動理念に埋まっていることが多いからなのです。