教示と教授


24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


仕事柄、毎日ビジネスメールをお客様に送っていますので、蓄積したビジネスメールのマナーやノウハウをお伝えすることも私のミッションとしています。ビジネスメールマナーで「他人」に差をつけるならば「言葉遣い」に注目することが大切です。


本日は「教示」と「教授」の違いについてお話をします。メールで相手に何かを教えてもらいたいときに使う言い回しですが、結論から言いますと「教示」が正しいです。

「教示」・・・知識や方法などを教え示すこと。
「教授」・・・
 1 学問や技芸を教え授けること。「書道を―する」
 2 児童・生徒・学生に知識・技能を授け、その心意作用の発達を助けること。
 3 大学や高等専門学校旧制高等学校などで、研究・教育職階の最高位。また、その人。「大学―」

国語辞典に掲載されている意味合いは、このとおりです。「教授」という言葉は、メールの回答で得られるような知識では実現することができないレベルの「教え」だということがわかります。


「教授」レベルの対応を相手に求める場合は、メールでは済みませんので、直接先生に会いに行って、教えてくださいとお願いするレベルであるということになります。