自分をプレゼン5「BNIと私」


24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


私はBNIという異業種交流会に参加しています。BNIには多くのチャプター(支部)があります。私が所属しているのは「ラブノットチャプター」です。


BNIは毎週定例ミーティングを行なっています。毎回60秒のスピーチ時間があるのですが、その他に定期的に10分間プレゼンテーションのチャンスが回ってきます。今週は、10分間プレゼンテーションで私が伝えたいことをテーマに5話連続でお話をしていきます。


5話目の今日はプレゼンの舞台になった「BNIと私」についてお話をしていきます。BNIの概要は以下のとおりです。

BNIは異業種交流会組織としては世界最大で、現在世界で49にも及ぶ国々で14万人を超えるメンバーが6,100を超える数のチャプターで活動しています。BNIメンバーは年間690万件にも及ぶリファーラル(ビジネスの紹介)を交わし、それらを通じて2,500億円を超える規模のビジネスを獲得しています。


BNIは「Givers Gain」ギバーズゲイン「与えるものは与えられる」を基本理念としています。自分よりも先ず他人にビジネスの機会を与えることによって自分にもビジネスのチャンスが巡ってくるという考え方です。

BNIはここ数年で日本に急速に拡大している1業種1社限定の異業種交流会です。異業種交流会に参加すると同業者が多くて嫌になってしまった。そんな経験はないでしょうか。


BNIでは、業種が重複することがないようにメンバーを精査していますので、同業者が参加することがないのです。


私は震災の日にBNIラブノットチャプターに入会しました。現在のところ、1年半の活動をしています。


BNIは半年毎に役員が交代しますので、半年ごとの軌跡を説明します。最初の半年はBNIの仕組をしっかりと学ぶために、用意されているトレーニングをひたすら受講し、ほとんどの知識を吸収しました。他のチャプター(支部)にはない、IT広報部を独自に立ち上げ、運営に参加していきました。


次の半年では役員となり、会を牽引する側に回って活動をしました。ここでもITの必要性は高く、毎週開催される定例ミーティングの議事進行スライドの制作をはじめ、ホームページとの連動性を高めていきました。


そして次の半年、現在ですが、再びIT広報部のリーダーを務め、全体を俯瞰できるメンバーとして、運営に携わっています。


BNIで私が習得したことはとても多く、中でも「ギバーズゲインの実践」という点で、大きな収穫を得ました。ギバーズゲイン(与えるものはあたえられる)は日本語で訳すと「情けは人のためならず」です。


「情けは人のためならず」は誤解されやすい言葉です。他人に情けをかけるのは、相手のためにならない、と解釈している人が多いのですが、そうではありません。情けをかければ、それはまわりまわって自分のところにかえってくる、という意味合いなのです。


つまり「情けは他人のためではなくて、ゆくゆくは、自分のため」という意味合いなのです。これと似た言葉に「先義後利」という言葉があります。先ず義を重んじることが大切、利は後から伴う、という考えです。


「ギバーズゲイン」を基本理念に据えてメンバーは活動をしますが、その心意気は各自バラバラです。素晴らしいギバーズゲインを実践する方もいらっしゃいますし、そうでない方も残念ながらいらっしゃいます。


「与える」という言葉の解釈が広範にわたるため、どのような言動が期待されているのか掴みかねることがあります。「ビジネスを与える」と解釈する方もいますし、「快適な場所」を与えると解釈する方もいます。もっと大きな枠で「相手のために何かをする」と解釈する方もいます。


ギバーズゲインの実践度合いをBNIでは「アティチュード」という言葉で表しますが、アティチュードの高低は、アティチュードが高い方はすぐに見抜くことができます。


気付きが多い方ほど、相手に与える機会が多くなりますが、気付きが少ない方は、相手に与える機会を気づかずに失います。気付きが多い方は、気付きが少ない方が「気づかなかった」ということにも気付いてしまうのです。


1年半の活動を通じて、私は自分のギバーズゲインのレベルを把握することができました。レベルは割合高いようです(笑)


この他にもたくさんの学びがありますが、書き綴るには時間がかかりそうですので、別の機会にお話をしたいと思います。