フロントエンド商品への意識集中
24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタントの山田直毅(なおたか)です。
今週は4話連続で、ホームページに掲載する商品/サービス(商材)情報のまとめ方について書いています。今日は第2話です。
第1話の記事はこちら
自社の商品やサービスをリストアップし、無意識にゾロゾロとホームページに掲載することはオススメできません。ものには順序がございます。
商品やサービスの中には売りやすいものと売りにくいものがあるはずです。それを区別して並べることが大切です。いきなり100万円の商品を申し込む人はほとんどいませんので、売りやすいものからコツコツと行きましょう。
質が悪くて売れない商品はそっとラインナップからはずします。メリットが価格に見合わないのであれば、価格を見直しましょう。そうして整理したラインナップの中で最も売りやすいものをひとつ見つけます。
これがいわゆるフロントエンド商品です。フロントエンド商品は、お客様とあなたとの間にアカウントをひらく(金銭をやり取りする信頼関係を築く)ためにとても役立つ商材です。
ホームページ業者が名刺デザインをフロントエンド商品にしたケースをお話しします。
お会いした方々の名刺を眺めて、1万円でデザインと試し刷りまでやります!と提案します。
安いねぇ、それならお願いしてみようかな、と相手も乗ってきます。
名刺が完成し、お客さんが出来栄えに満足してくださいました。
しかし、名刺に書いてあるホームページアドレスをみて、不安な表情をします。
ちょっと、うちのホームページ見てもらってもいいかなぁ。
名刺が素敵になったのはいいけど、ホームページは4年前に作ったきり、ほったらかしなんだよ。
作り直すとなりますと10万円は最低予算を取らないといけませんが、よろしいですか⁈
そうだねぇ、いつかはやらなきゃと思っていたから、予算取るよ。
こうして案件につながることもあります。
さらに、この会社では名刺の印刷手配を代行することで、
お客様から定期的に連絡をもらうことができるようになったそうです。
そのタイミングで、相談が生まれることもしばしば。
フロントエンド商品が一つも見つからないという方は、
商品やサービスを見直してみてはいかがでしょうか。
手持ちの商品を販売するために、営業で、あなたは人なみならぬ苦労しているかもしれません。
仕事をお願いしたいけれど、どんな腕前かわからない。
そのハードルを下げることもフロントエンド商品の役割の一つなのです