今を生きる


大学生時代にレンタルビデオ店でバイトをしている時に見た、ロビン・ウィリアムス主演の映画「今を生きる」。ここ最近「今を生きる」という言葉がとても耳につくようになってきました。震災の影響なのかもしれませんが、ニュースを見ている時、連ドラを見ている時、過去ではなく今を精一杯生きるというメッセージがバシバシ私に飛んできている気がします。


懐かしい話ですが、レンタルビデオ店でアルバイトをしていた時には毎日のように映画をみていました。映画の中にはたくさんのエッセンスが詰まっていました。若い時には気付かなかったことが、年齢を重ねていく中で、突然直結して意味を持ってくることがあります。過去と突然つながったような絶妙な感覚になります。


学生時代に見た映画は、私にたくさんのストーリーを教えてくれました。私の大切なポリシーの中に「有り得ない、なんてことはない。」という言葉がありますが、これはたくさんの映画を見ているうちに思いついた言葉です。色々なことが人生で起こりますが「有り得ない」ということはないのです。ハプニングが起こったらハプニングをじっくり見つめて、しっかり受け入れて味わうのみです。


今年一年で自分がポジティブ人間になっていることを痛感します。「今を生きる」ということが少しずつ「腑に落ちる」状態になってきたのではないかと思うのです。私がポジティブ人間になってきた背景にはたくさんの方の応援や協力があります。今年もあと数日で終わりますが、皆さんにできる限りの感謝を告げて、一年を締めくくりたいと思います。ありがとうございます。