ホームページはリースできるの?!


結論から言いますと、ホームページ「制作費」単体はリース契約することができません。ホームページをリースで販売しようとする場合、パソコン(のリース)と抱き合わせたり、ホームページ更新ソフト(のリース)と抱き合わせたり、SEOサービス(の月額費用)と抱き合わせたりする等、ホームページ制作以外の何かしらを抱き合わせることによりリース(らしき)契約を巻こうとします。


リース費用は月々数万円で契約期間は3〜5年。例えば、月に3万円支払うとして、3年で108万円、5年で180万円かかります。中には初期費用もしっかりとかかることがあります。これらの費用の中にはサーバやドメイン維持費等の実費も含まれていますが、それにしても結構なお値段です。100万円以上のホームページを作るとなると、ある程度大規模なサイト構築になるからです。


それはさておきましても、3〜5年の契約期間は、ホームページのライフサイクルから考えて大変勿体ないものです。ホームページ技術の進歩は速く、3年もたちますと、新しい技術が生まれたり、インターネットサービス環境が大きく変化していきます。スマートフォンユーザ急増やFacebookSNSの世界を塗り替えた速さを私達は目の当たりにしています。


そもそも、ホームページの運営は試行錯誤を繰り返して、時流にそって変化を加えていく必要があります。3〜5年の間同じやり方を続けること自体、リスクが高いのです。様々な会社がありますので、一概にリースが悪いとは言えませんが、契約期間に数年以上の縛りがある契約とホームページは相性が良くないのです。