筋ばると誤解も生じる

基本的に筋が通らないのは嫌いですが、そこまで筋張ってはいないのが私です。実は(余計ですが、お腹も含め)柔らかさがウリなのですが、そう受け取って頂けないこともあるんだなぁと気づくことがたまにあります。


例えば私の名刺ですが、はてなブログに掲載されている写真と同じ、遠くを見ている写真を使っています。ごくたまに、その方とは直接お会いできなかったけれど名刺だけ渡すということがあります。名刺には他にもたくさんの情報が書いてあるんですが、まぁ、変なこともたくさん書いてあるんですが、不思議なことに、この写真だけが一人歩きをしちゃうことがあるんです。「すっごい遠くを見てそうだ!」とか、これはそのまんまですね。「プライドが高そうだ」とか。実際は、自称ですが、丸くて・・・、腰が低い方なので、びっくりされたりします。


筋張った印象が原因で、自分が考えてもいないようなルールが社内に徹底されている印象をお客様に与えてしまうことがあります。お客様にとって「困ったなぁと思うこと」が連続して起こると、それが会社(シャープウェッジ)のルールなのではないかと見られてしまいます。これは困った。「お客様がして欲しいことを率先してやる」ことが大切だと私は思っていますから、お客様が困るようなルールを徹底することはしないつもりなのです。


一度「ルール」と捉えてしまうと「直してください」とはなかなか言い難いもの。お客様と隙間が空いた微妙なやりとりを続けていくことになります。微妙な空気を感じたら、私はすぐにその方にお会いするようにしています。直接会って、お話をじっくりききます。お客様も大変言いにくい顔をするものですから、もどかしいこともありますが、そうやって距離を縮めて、信頼できる関係を築いていくことが大切です。