面接で感じたこと[3]

何かに強みがあるのはとても良いことですが、バランスが取れていないと不安定な強みになってしまいます。


不安定な強みは、本人をその強みに依存させてしまい、物事の多くをその強みに結びつけて考えてしまいがちになります。その依存がエスカレートすると視野が狭まっていきます。少なくとももう1本、できればもう何本か、自分の中に軸となる柱をもつことが大事だと思います。


生まれてから今までずっと同じところに住んでいる人がいるとします。その人が別の街に住むようになりました。前住んでいた町と今住んでいる街を行き来するようになり、その間の事がわかるようになりました。仕事を始めて職場と家を行き来するようになりました。その間のことがわかるようになりました。これはごく当たり前のことですが、2点を結びつけて考えることで、視野を広げることができるのです。