怒るということ


毎週水曜日の松嶋菜々子さん主演のドラマ「家政婦のミタ」。市原悦子さん主演の「家政婦は見た」を見ていた人ならグッときてしまうタイトルではないでしょうか。その主題歌で斉藤和義さんが歌っているのが「優しくなりたい」です。


先ほど道を歩いていたら、自転車のブレーキ音がうるさいことに腹を立てて「ブレーキうるさいんだよ!」と叫ぶ男性とスレ違いました。あなたが叫んだだけで、私のテンションは下がります。でも、これはある程度しょうがないことなのでしょう。だって、誰かに怒ってしまう時は、そのほとんどが他の人や他のことで怒っている時だと思うからです。それを「虫の居所」と言います。



さて、怒る前に少し冷静になってみてはどうでしょうか。100%その人が原因で腹が立っているのでしょうか?!100%その人に腹が立っているとしたら、かなり煮えくり返っていることでしょう。しかし、そんなことはほとんどないのです。怒りたくなったら、自分が何故怒りたいのか、その理由を掘り下げてみましょう。些細なストレスが、関係のない人へ矛先を向けて発散されようとしているかもしれません。こうすると、怒らなくて済むことがよくあります。


「愛なき時代に生まれたわけじゃない 強くなりたい 優しくなりたい」(斉藤和義「優しくなりたい」)