色々な業種があるものですね

毎日の様に色々な方とお会いしますが、色々な業種があって驚きます。異業種交流会に行けば、少なくとも10以上の業種の方とお知り合いになれるのです。こういった交流会に小学校や中学校の先生がいらっしゃったらどうなるかなぁと妄想をしてみました。生徒に色々な職業を教えることができるかもしれませんね。


僕が学生の頃は、世の中にどんな職業があるをあまり学びませんでした。色々な業種を先生が教えてくれていたら、会計士になってみようとか、とりあえず銀行員にでもなってみるかなぁという安直な考え方は大学生の時分になかったかもしれません。ま、なんにしても職業については無知だったので、もっと勉強すべきでしたが・・・。


さて、無理矢理な展開ですが…、現在の文科省の新学習指導要領は「生きる力」なのだそうです。「生きる力」とは何だろうと、自分なりに考えてみました。終身雇用や年功序列制度がなくなりつつある現代では「リタイヤするまで稼ぎ続けることができる力」が「生きる力」なのではないでしょうか。うーん、しかしこれは「生き残る力」と言ったほうが正しいかもしれません。「思いやり」とか「自分は何者かを弁える」とか、常識的なエッセンスも含まれなければいけません。


それもさておきまして、「リタイヤするまで稼ぎ続けることができる力」を実現するには2つの力が大切ではないかと思います。1つ目は職を失っても自力でお金を稼ぎ出せる力です。自分自身の人間力を高め、どんな苦しい状況でも自立して生活を維持していくことができる力が必要です。この力を高めるためには教育が必要であり、一生学び続ける意欲を持たせることが大切だと思います。人間力が高まれば、どんな状況でもお金を生み出せるはずです。業種を絞り込むのではなく、どんな業種でも自分はできるという自信が必要です。これだけ色々な業種が世の中にある訳です。中には真新しい業種もあります。その業種には先駆者がいないかもしれません。これだ!!と思う仕事をしていても、5年もすると、違う業種のビジネスをやるようになっていたりします。何をやるにしても「人間力」が試されることになります。


もうひとつは年齢に関わらずリタイヤできる力です。年金がもらえるようになればリタイヤ、定年退職できれば退職金が出てリタイヤと考えている人は依然として多いのではないでしょうか。定年退職や年金給付開始のタイミングは平均寿命の高齢化によって、もっと先に延ばされてしまうかもしれません。これではリタイヤのタイミングを自分自身で決めることができなくなってしまいます。リタイヤに必要な金脈を作り、自分が選んだ年齢で仕事をやめてリタイヤできる知識が必要です。