しっかりと人をつなぐ

人を紹介するということは難しいことです。お互いのニーズがあっても知らない人同士です。名前と連絡先を伝えてもアポイントが成立するかわかりません。ですので、人をつなぐためには紹介者が間に立って、手をつなぐところまでしっかり見届けなければならないと私は思います。私は紹介者も被紹介者も知っていますが、実際に引きあわせて、両者が話をしているところを聞いていると、新たなファクトファインディングの機会を得ることができます。「この人こんなこと考えていたんだ!」と気づくのです。


今夜も新たな縁結びをしてまいりました。お互いの自己紹介で1時間くらい話したでしょうか。しっかりとラポールを構築してから本題に入ったので、信頼に足る話ができたのではないかと思います。「ラポール」という言葉聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、営業にとってとても大切な言葉です。もともとは臨床心理学の用語で、セラピストとクライアントとの間の心的状態を表す言葉です。クライアントとの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を言います。「ラポールを構築する」ことを意識すると、営業として一つレベルアップすることができます。