真実とは?!

真実とは、自分の目で確かめたこと。自分の身を持って体感したこと。


様々な情報がテレビやラジオから得られるようになり、さらにはインターネットが普及し、どこにいても情報が入手できるようになった便利な今。しかし、真実ではない情報や隠された情報があることも忘れてはなりません。子供に見せたくない情報であれば、子供の目の届かないところに隠すように、子供がそこに行くと危険だと分かっているところへは、少し変な理由をつけていかないようにするように、我々が目にしていない情報はたくさんあるだろうし、その場所にたどり着けないようになっていたとしても不思議ではないのです。


「自分の目で確かめていない情報は真実ではない」と仮定すると意外と面白いです。風評被害というものがありますが、それがまさにこの仮定にあてはまります。自分が確かめてもいないことなのに、ダメという判断を下してしまうのですから。ちょっと前の大河ドラマ篤姫」で「一方聞いて沙汰するな。」という言葉がありました。実にそのとおりです。お互いの言い分を知らないのに、(お互いの言い分が正しいかわかりませんが、)どうして「悪い」という判断をくだすことができるのでしょうか。


それにしても、いろいろな情報を眺めていると「悪者」がハッキリわかることがよくあります。すっぱり「悪者」なんていないと思うのですが、不思議ですね。インターネットで晒し者になってしまう人のように、私のような一般の人が、あの人が悪い、あそこが悪いと言ってしまいがちなのですが、権利のない人達がよってたかって誰かを悪者だ!って言っているようで違和感があります。


真実とは、自分の目で確かめたこと。自分の身を持って体感したこと。そのことについて真剣でありたいと思うのであれば、自分の目で確かめて、身を持って体感してから、行動するようにしなければなりません。