日が経つに連れ

首都圏への震災の影響が顕著になってきました。分かりやすいことで言えば、ガソリンや保存食・飲料・日用品が店頭に並ばない状況があります。


私には娘がいますが、娘の学校にもこれらの影響が生じています。ガソリンが確保できなくなれば、送迎バスが走らなくなるそうです。「各自で登校してください」とアナウンスがあがったそうですが、それはさすがにムチャぶりだなぁと思いました。娘は特別支援学校に通っています。特別支援学校は区立ではなく都立。近所の学校というわけにはいきません。電車で1時間半、車でも30分かかる学校へ通学させることは無理です。送迎バスが出なくなったら、登校自体を見合わせようと考えています。これに加えて、食材が確保できなくなれば給食がストップするとも言われています。給食がストップするとお弁当を持参することになります。これが現実になれば、各家庭がさらなる食料確保に動かなければならなくなり、さらに食料が不足することも考えられます。給食がストップしても、登校を見合わせようと考えています。


娘はこの3月で小学校を卒業、4月には中学校に入学という節目を迎えます。節目を体験させたかったという気持ちはさておき、小中一貫の特別支援学校なので、同じ学校を卒業し、同じ学校に入学することになりますから、中学校に進んだからといって通学などの問題に変化は生じません。なんにしても、子供が幼稚園・保育園・小学校・中学校に行けなくなれば、子供の面倒をみる親は働けなくなります。色々な社会の恩恵を受けていたことを痛感するばかりです。社会の恩恵への感謝と被災地の方々への祈りを込めて、今私ができることを、できるかぎりやらなければいけません。