筆跡診断


参加した交流会に筆跡診断の先生が偶然いらっしゃいまして、折角ですので私の筆跡を診ていただきました。自分の名前を紙に大きく書いて診断して頂きます。
先生は私の字を見て「山田さんはお忙しい方ですね。」とおっしゃいます。「今書いている字を書きながら次の字を書くことやその先の他のことを考えてます。」と。たしかに私せっかちな性格なのです。
つづけて「気分屋なところがありますね?!」とおっしゃいます。「"山"という字ですが、真ん中の縦棒が左によっています。左側が狭く、右側が広くなっています。特徴的なのが"直"という字の真ん中の横線です。"目"の部分ですが、3つの四角で区切られている部分、真ん中が極端に狭くなっています。このような字の中の間隔が均等でない方は気分の揺れが大きいんです。」たしかに。人前ではとてもテンションが高いのですが、ひとりになったり、家に帰るとどん底まで下がってしまうことがよくあります。
さらには「頑固な性格ですね。」とおっしゃいます。「"毅"という字ですが、左のつくりと右のつくりの間がくっついてしまっています。左右のつくりがくっつく方は、人の意見を受け入れることがなかなかできない方です。離れている方は懐が深い方です。」たしかに。これも当たっています。昔やってもらったマヤ暦占いでも同じこと言われていますね。「人間が自分の思い通りにならないといらだちを感じる。」
一番左にかいた"毅"の字は、指摘を受けた後書きなおしたものなのですが、右側のつくりの"几"の部分は意識して離れましたが、"又"の部分は左によりました。うはぁ、習慣って恐ろしいですね。書いている当人にはその字はとても違和感があるのですが、他の方がそれをみても違和感がないそうです。
という訳で、ご指摘いただいたNGな部分は治したいなぁと思い、意識して名前を書きなおしてみました。




まだまだぎこちないですが、一字一字に集中し、左右上下のバランスを考え、左右のつくりは離しました。ちょっとポイントなのが"田"という字です。今まで触れていなかったのですが、この字は面白い字なのです。鑑定の時と比べてみると「一番下の棒が、□を隙間なく閉じている」「真ん中の十が上下左右と接していない」「右上が独特のカーブを描く」という点が変わっています。
名前は上から下へ流れると言われているそうです。"田"という字の左上が塞がっていませんが、ここからパワーが入り込んできます。それが"田"という字の中に溜まっていくのですが、鑑定の時の"田"は左下が開いてしまっています。つまり入ってきたパワーがたまらずに漏れてしまっていたんですね。
真ん中の"十"の部分は、上下左右の線とくっつけて書いてはいけないんだそうです。線がくっついてしまうと、パワーをためられる場所があるのに入り口を塞いでしまい、4つの四角全てにパワーが貯まらなくなってしまうんだそうです。
右上のカーブはこの漢字を書き続けた人にしか描けないラインと言われました。右上に膨らむラインはパワーを貯める箱が大きくなった現れ。よりたくさんのパワーを貯めることができるんです。

私にしてみれば、新しく書いたほうが大変下手くそに見えますが、こうやって意識して書くことで、自分の性格上の問題点を意識し、改善に役立てることができるのです。

大きな気づきを頂きました。筆跡診断「匠佳堂」の林社長ありがとうございます。