練馬東法人会セミナーに参加

練馬東法人会セミナーに参加してきました。今日のテーマは助成金について。このテーマのセミナーは何回も出ているんですが、意外と思えるのが、講師によってアピールのポイントが違うことです。講師の方は参加者をみて、話題を選んでいるのかもしれませんし、その時々で政府や自治体が打ち出している助成金に違いがあるのかもしれませんが、聞くたびに何かしらの気づきがあるので驚かされます。


今日のセミナーでは参加者がそれぞれ自己紹介をする時間が設けられました。私は最近提案が通った「練馬 酉の市」のホームページの話をしました。練馬の方が多いので、それなりの反響でした。参加者の中には、不景気を理由に今期で廃業する会社の方が居ました。今回限りで会合にも参加できなくなると、悲痛な気持ちを訴えました。不景気の本当の怖さ、お金が入ってこない怖さを身近に感じました。法人がなくなるということは、生命ではないにしても人が死ぬことを意味します。法人はそれを支える人々でなりたっています。その人々が支えることをやめ、力尽きて法人は消えていきます。私にとって会社は大切なものです。私が唯一働ける場所だと思っています。私は何がなんでもその場所を守り抜きたいと、その話を聞いて気合をいれることができました。


今期でなくなる会社は、回りの方がどんどん逃げていき、その結果お金が入らなくなり、廃業を余儀なくされたといいます。経営者をやっていて一番嫌なことは、人が逃げていくことですね。なぜなら経営者は逃げることができないのですから。逃げる経営者もいると思いますが、私にはできません。性に合いません。逃げるなら全員が逃げ切れるまで、最後まで頑張るまでです。