個人商店から小さな会社へ

会社には私を含めて10名の人間がいます。1箇所に10名も人間がいますと、当然ながら管理が大変になります。経営者が通る困難な道の1つと言われています。コーチングのコーチが「個人商店から小さな会社への過渡期」と表現していました。これは的を射た表現だなと思いました。今まで会社をやっていたつもりだったんですが、実は小さな商店を営んでいた(だけだった)のです。人数が増えて、やっと会社らしくなってきたという訳です。


会社となった今、私がやるべきことは何か?ここのところ、そればかり悩んでいます。なにはともあれ、現場から離れるタイミングが訪れています。このまま私が現場にいるようでは、行き先がわからない会社になってしまいます。私には、会社の行く先を決めるというミッションがあることは明確です。私が現場でやり続けてきた作業を誰かに託し、責任を委譲していきます。この過程にはかなりの忍耐が必要です。失敗やミスがたくさん起こります。クレームもきます。その度に助けの手を差し伸べたくなるのですが、ぐっと堪えなければいけません。助けない訳ではないのですが、各自が自分の力で乗り越えていけるようにならなければならないのです。


安定するまでどれくらいかかるかはわかりませんが、会社のメンバーが大きく伸びていく時期だと思いますので、サポートして、やり遂げたいと思います。