人に悩む

不思議なものだ。会社には悩みが尽きない。1つ解決したと思うと、次の課題が現れる。しかも、意外と深刻な顔をしてやってくるのだ。1番の悩みは人の悩み。人間関係やパーソナリティが引き起こすアンバランスに対して、どのようなバランス点を見出すか。できるかぎり迅速に、より良いバランスをとるか。


毎日の生活はすこしずつバランスを崩してはバランスを取り直すことの連続だと思う。今やっていることが未来永劫続くわけではないが、今日と明日に劇的な変化がしばしば訪れるものでもない。人は様々な価値観をもつ。だから面白いのだが、ゆえに悩むものだ。


「人は弱いものである。人の集まりは個々人の強みをもって、人の弱さを中和するもの」とある本に書いてあった。とても納得した。同時に、中和は勝手に起こらないことを悟った。コミュニケーションという触媒があってはじめて、化学反応がおこるのだ。時間がないと言っている場合ではない。化学反応を起こすのだ!