筆談ホステス

1/10(日)のドラマを見て涙してしまった私ですが、それに先立って原作本を読みました。ドラマやテレビで素敵なエピソードが紹介されていますが、本でも実話を紹介しているところがありましてかなり感動的なんです。うるっときてしまいます。感動するエピソード以外にも「人の夢と書いて儚い」とか「恋は下に心があるから下心あり」とか。ちょっとした文字遊びが説得力を持っていて、なるほどな、いいこと言うなと感心してしまいます。


障害者の立場から自分の人生を綴るのはとても難しいことだったと思います。卑屈になってもいけないし、人を責めすぎてもいけないですし、明るい日々が多かった訳では決してないと思いますから。私自身、障害者を持つ親としてはとても考えさせられる一冊になりました。