仕様変更管理

案件のはじめには「漠然としたイメージ」しかなくて「こんなことをやりたい!」と言われるケースがよくあります。こういった案件は開発が進むにつれて仕様の変更が多くなることがしばしば。


見積は「漠然としたイメージ」に対して作成されていますので精度が低い。しかしクライアントの上層部を通過してめでたく受注→追加予算は厳しいという具合に。


ある程度のリスクを積んだ見積でも、想定外のことが頻発すれば予算感がずれてきます。こういうことがないように、見積時点から変更された仕様は目に見える形で管理していくことをオススメします。


エクセル等で仕様変更の一覧表をしっかり作り、クライアントに提示します。仕様変更を管理するとお金の出しどころが分別できます。

  • 予算内
  • サービス(今回だけですよ!)
  • 追加予算がなければNG 等など

ビジネスではやっぱりお金が大事な要素。「単なるサービス」や「勝手な値引き」は避けたいところですね。見積時点でタスクが確定していないなら、なおさら、その後の仕様変更をしっかりと管理し、予算をただす努力が必要だと思います。