PMBOKガイド

24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


PMBOKを学ぶなら公式のガイドブックを買おう!という気持ちになりまして取り寄せてみたのですが、無味乾燥。具体例やドキュメントの雛型がないので、イメージが全然湧きません。一言で「プロジェクト」と言っても様々なプロジェクトがあるし、概念をを定義した書籍という意味ではある程度広義になるということなのでしょう。ましてや、WEB系のプロジェクトはプロジェクトとしては末端に位置していると考えられます。

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第3版


この本の中で、当り前ではあるのだけれど、素晴らしいと思った記述方法があります。それは、以下の3つを必ず定義することです。

  • インプット
  • ツールと技法
  • アウトプット

これは当然!じゃないと思われますが、この概念がころっと忘れられたまま案件が進んでいくことが多々あります。この3つの言葉を置き換えてみると…

  • 準備
  • 作業
  • 成果物

大人語の類ですが「ざっくり見積をください。」という依頼をよく受けます。成果物(納品物)が定義されていない状態で見積依頼をかけてしまうのが問題です。費用感(予算感)を知りたいのであれば、「予算はいくらくらいを見込めばいいですか?」と聞くのが良いと思います。そう聞かれれば、少しだけ責任を放棄してざっくり回答することができます。


成果物が決まれば、最低限のゴールが描かれるので、どんな準備をするべきか、どんな作業をするべきかを自然と意識するようになります。