WEBアプリ 基本編6

24時間365日戦える営業マンを作りあげます。ホームページコンサルタント山田直毅(なおたか)です。


PHPに限らず、多くのプログラム言語は、先頭に「$」を付加した文字列(現在の例では「_REQUEST」)を変数と位置づけています。「変数」とはプログラム上で使用できる(便利な)箱のようなもので、この箱の中に、色々な値を格納して、ある時は参照したり、ある時は上書きしたり、ある時は削除したりします。


PHPでは変数の後ろに「  」を付けることで、変数を配列化することができます。(「  」を伴わない)通常の変数には値を一つしか格納することができませんが、配列化された変数には複数の値を格納することが出来るようになります。配列化することで、「箱」が引き出しつきの「タンス」に変化します。


配列変数には2つの種類があります。「単純配列」と「連想配列」です。「単純配列」は複数の値を格納すると、タンスの上の引き出しから順番に下の引き出しに向かって値を格納していきます。値を取り出すときは、「何番目の引き出し」という具合に指定します。「連想配列」はタンスの引き出し1つずつに名前をつけてあげて、その名前をつけた引き出しに値を格納していきます。例えば、家族で一つのタンスを使っているとすれば、一番上の引き出しがお父さんの、2番目がお母さんの、3番目は自分のという具合に使える引き出しを決めておいて、物を取り出すときは、「誰の引き出し」という具合に指定します。


今回の例では「$_REQUEST['mode']」で「mode」という名前がついた引き出しを指定していますので、「$_REQUEST」は連想配列になっています。ちなみに単純配列は「$array[1]」の様に名前ではなく数字で指定します。