タイトルのないメール


パソコンのメールアドレス宛にタイトルのないメールを送ってくださる方がいらっしゃいます。携帯電話メールアドレス宛であれば(チャットのような状態と捉えられるので)タイトルがないメールでも問題ないのですが、パソコンのメールアドレス宛にタイトルのないメールが届くと、興味がないメールでも中身を開いてみなければならないので、わずらわしく感じます。


メールのタイトルには本文の内容が推測しやすい内容を盛り込むことが大切です。内容を盛り込もうと意識すると、10文字程度ではタイトルが書ききれません。10文字以下でメールの内容を盛り込むのはとても大変です。ですので、タイトルが10文字以上になっているかというのを判断基準にしてみましょう。


具体的に説明します。10文字未満でよく使われるタイトルは挨拶です。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「お礼」などなど。「おはようございます」というタイトルからは内容を推測することができません。本題は挨拶ではないはずです。


昨夜打ち合わせをした席で見積を依頼し、詳細な依頼内容をメールで翌朝送るシーンを考えます。このメールの件名を「おはようございます」とするのか、それとも「打ち合わせでご依頼した見積依頼詳細」とするのか、どちらが内容を推測できるかは言うまでもありません。


どうしてもタイトルが10文字未満になってしまう場合は挨拶だけになってしまう、たとえば食事をご馳走になった翌朝に送るメールの件名は「ご馳走様でした」となりがちですね。10文字未満になってしまうような、言い換えればあまり内容のないメールを送信する場合は「会社名と苗字」をタイトルに付け加えるとぐっと良くなります。「ご馳走様でした(シャープウェッジ山田)」こうすると、おっ!昨夜のお礼がきたな!!とすぐにわかります。


メールは便利ですが、相手の時間を尊重し、できる限り「時間を奪わない」ようにすることが大切です。タイトルも相手の時間を奪わないために重要な要素なのです。

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