娘 頭を打つ

先日、娘が同学年の生徒に背中を押されて前のめりに倒れ、病院で検査を受けるハプニングが起こりました。検査に時間がかかるためスクールバスに乗って帰宅できないという理由で、車で私が迎えにいくことになりまして、お客様との予定をキャンセルするという大迷惑をかけてしまいました。幸い検査の結果は良好で、経過も問題なく今日を迎えています。


「学校へ戻る途中、駅で、同学年の生徒から背中を押されて前のめりに倒れ、手を付くのが間に合わずにおでこを固い地面にぶつけてしまった」事情説明はあっさりしていました。しかし、ちょっと違和感!当事者教えてくれないんですよね。細心の注意というか、気遣いが含まれていることに気づきます。「○○ちゃんが…」と言えない、そういう時代なんだろうなぁと感じる瞬間です。「相手のお母様にはこの件はお伝えしました。」と続ける先生方。私が少々納得行かない表情をしていたのでフォローしてくださったのでしょう。


その日中に、相手のお母様からお詫びの電話を頂戴しまして、違和感はとてもすっきりとしました。父が電話を受けたのですが「いい刺激になったみたいで、逆に頭が良くなったようですよ。」と笑わせるものだから、気持ちが和みました。相手のお母様もほっとされたんじゃないかなと思います。私が逆の立場でもお詫びの電話をしたと思いますが、とっても勇気が要ることだと思いました。お母様に感謝です。


幸い大事に至らなかったので良いのですが、これがきっかけで数日後、数ヵ月後、数年後何かが起こるかもしれません。もしくは、検査の結果の異常があったら、私はどうしていたんだろうと考えることがあります。ほんとに「幸い」というところです。