システムを発注する側に立ってみたい

システムを作ることが自分たちの業務ですが、逆にシステムをつくって!と発注する側にも立って見たいものです。接客の基本で「お客様の立場にたって」とよく言いますが、まさにそれなのです。


先日システムコーディネーターの方とお会いする機会がありました。システムコーディネーターはシステム発注者とシステム開発会社との仲をとりもつ存在です。発注者が話す内容を精査し、システム開発会社に翻訳して流します。逆にシステム開発会社からの話を翻訳して発注者に流します。システムは非常に高価な代物ですから、ちょっと大袈裟ですが家を建てるつもりで、コーディネーターを立てるのも良いと思うのです。


昨日お客様からちょうどご相談を頂きました。「今、導入フェーズのシステムがあるんだけれど上手く行っていない。」 詰まるところ、出来立てホヤホヤのシステムを、同業者の立場から診断して欲しい。この話を聞いて「それやりたかったんです!」と心の中で叫びました。できることなら、作り始める頃から参加したかったのですが、とても良い経験になるのではと考えています。