庭と心

スタッフから「小さな人生論」という本を借りました。週末にかけて読んでいたのですが、なかなかためになることばかりで驚きました。その中のエピソードがぐっときましたので紹介。


その家は近所でも評判の庭がきれいな家だったそうです。綺麗な花がさき、草木は手入れが行き届いていました。その家の主人が亡くなりました。引越してきたのは息子夫婦。それからは庭は手入れが行き届かないようになり、荒れ果ててしまいました。綺麗な花を咲かせるには精魂込めて手入れをしなければいけません。手入れを続けていかなければいけません。


人間の心も同じです。放っておくと心に雑草が生えてしまうのです。個人的な意見を付け加えると、人間には「情熱」が必要です。情熱がなければ、心に雑草が生えても構わない状態になってしまいます。さらに個人的意見ですが、情熱を失うと「欝」になりやすくなります。黒い雲が心を覆っていても気づかなくなってしまうのでしょう。情熱がある人は体から情熱がにじみ出ています。黒い雲を追い払うには情熱という太陽が必要だと思うのです。