不景気と経営者とスタッフ

「100年に1度の不景気」とニュースや雑誌が口をそろえて言っています。今年の代名詞になるのではないかな。その状況下にいる人はどんなことを感じて毎日を過ごしているのかが気になるところです。実のところ、自分自身はあまり不景気を感じていなかったのですが、お客様の動きの鈍化や予算の減少による発注の減少など、じわじわと影響が出てくるということを経営者として、残念ながら数字に教えられている最近です。経営者としては未熟者で「こんなの初めて」なものですorz


不景気であっても会社が立ち行き、さらには逆境を乗り越えるためのパワーを身に着けつつ進んでいくにはどうしたらいいかと、悩み、試行錯誤しています。こんな「不景気」くらいで倒れる訳にはいきません。ちょっと話は変わってしまうのですが、先日、とある会社の社長さんと話をした時、なるほど同じ事を感じているのだなぁと思いました。


「雇われているスタッフはどんな形で不景気を感じているのか?」
雇われている側の多くは不景気をあまり感じていないのではないかと。解雇されると不景気を感じる。


先日、手続きの為に池袋のハローワークに行ってきました。前の階から移転して3階に移動していました。自分自身ハローワークの雇用情報検索PCには大変お世話になったのですが、ちょっと覗いてみたら検索PCを待つ人もいるくらい混雑していました。肌で感じるまさに不景気でした。不景気でも解雇されない人はいます。そういう人には不景気は身を立てる好条件にもなるのでしょう。不景気を乗り切るのは経営者の努力だけではないのですから、会社を守るスタッフ、自分の身を守らなくてはいけない1人の人間として頑張って欲しいと思います。不景気になっても大丈夫なように、日頃から自分を磨き自分の身を守れる人間になって欲しい。


「週末は勉強してますか?」